2017年12月01日

[塩沢]菊水のランチ

グルメ通りを南に。18号バイパスを横断して1本目の交差点を右折した左側にある。洋食の名店。
 旧軽銀座で長らく営業されていたのが、こちらに移転されたようだ。中に入って注文をして待っていると、後から常連のご夫婦が続々と入ってくる。
 たんぽぽ食堂はカジュアルな雰囲気だが、こちらはフレンチ料理のシェフが被るような、山高のハットを被ったシェフが出迎えてくれる、本格的なイメージのレストランだ。スープはアツアツのミネストローネ。色々なスパイスを使われている様で、複雑な味わいだ。
[塩沢]菊水のランチ

 私が選んだメインは、メンチカツ。メンチのひき肉というのは、焼くとだいたい硬めの仕上がりとなるが、このお店のメンチカツは柔らかい仕上がり。メンチというより、クリームコロッケのような食感だ。美味しい!下ごしらえに、ものすごく手間をかけているのがわかる。
[塩沢]菊水のランチ

 こちらは、チキンカツ。肉厚だが、これも食感は柔らかい。ソフトな仕上がり。ボリューム感満点の一品。
[塩沢]菊水のランチ

 写真を撮り忘れたが、カレーもまた美味しかった。コクだけで食べさせる味わい。甘くなく、辛くもなく、野菜と果物を長時間煮込んで出した味わいのような気がする。こんなカレーは、これまでにいただいたことがない。3歳になったばかりの孫娘が、殆ど1人分食べてしまったのには驚いた。それだけ、ご飯が進むということだ。子供でも美味しく食べられる一品。

 このお店は、シェフが一人で切り盛りしている。洋食というのは、同じものだけを人数分オーダーすれば、出てくるのは早いかもしれない。色々な味わいを楽しみたいと思えば、それだけ時間がかかる。しかし、それを待つのが楽しみなお店だと思う。
 ごちそうさまでした。



Posted by maria at 17:53│Comments(0)
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